アメリカ大統領選の候補者選びが27日、ミシガン州で行われました。
共和党はトランプ前大統領が勝利し、対抗馬のヘイリー元国連大使に6連勝を収めました。
一方、民主党はバイデン氏が8割の支持を得て勝利しましたが、13%にあたる10万人以上の人が「支持候補なし」に投票するという異例の事態となりました。
ミシガン州は大統領選の勝敗を左右する激戦州の一つで、アラブ系アメリカ人が多く住んでいます。
アラブ系の市民団体からは「バイデン政権がガザ侵攻でイスラエルを擁護している」として、抗議の意思を示すためバイデン氏に投票しないよう呼び掛ける動きが出ていました。